IoTで得られる情報を営業担当者にも活用させたい
こちらのお客様は、IoTという言葉が出てくるよりもかなり前からユーザ保有製品の情報を集め、サービスなどで活用していましたが、営業での活用はなかなか進んでいませんでした。
ユーザ保有製品情報を見るシステムの利用範囲がサービス部門に限定されている上、サービス部門の目線で作られたシステムだったため、営業にとっては使えないというのが要因でした。
ユーザ保有製品情報は営業担当者にとっても有益な情報。その情報を営業活動で役立てるべくプロジェクトはスタートしました。
IoTという言葉自体は一般的になりましたが、それをどのように見て、どのようなアクションにつなげるかが重要です。
今回は、営業担当者が自身の活動に役立てる、という目的のため、日常的に営業担当者が利用するSalesforceをIoTのインターフェーズとして採用しました。
また、ユーザ保有製品情報を見て営業担当者が次のアクションにつなげられよう、営業の業務フローも考慮しながら画面をデザインしました。
ユーザ保有製品情報を元に営業担当者が訪問計画を立てたり、累計の稼働時間の長い製品をターゲットとして、それを保有する顧客に対して集中的にアプローチするなど、IoTデータを活用した営業活動が実現できました。
また、これまでSalesforceを積極的に利用してこなかった営業担当者も、その情報を見るためにSalesforceを使うようになるなど、想定外の効果も生まれました。
ビジネス アソシエイツへのお問い合わせ、ご相談、
お見積もりのご依頼などお気軽にお問い合わせください。