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当社のコンサルタントが日々の経験・視点をコラムにまとめています。
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  • デジタルトランスフォーメーション

ビジネス アソシエイツ「DX lab」のご紹介

はじめまして。DX labとして活動しているBAの近藤です!

ビジネス アソシエイツには本業のコンサルティングだけでなく、リサーチ・シンクタンク機能として、DX labという組織があります。このチームではお客様のお役に立つために、デジタルトランスフォーメーションのホットトピックや市場動向のリサーチをしています。

私はリサーチャーとして駆け出しのため日々勉強の毎日です。皆様のお役に立てるよう頑張りますので、どうぞこれからよろしくお願いいたします!

 

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DXのホットトピックといえば、『DX格付け』を来年度中にスタートすることが決定しましたね!

DX格付けを簡単に説明すると、政府及び有識者がDX推進において優良な取組みをしている企業を客観的に評価する認定制度のことです。優良認定により、ステークホルダーからの評価、国内外からの投資、優秀な人材の招集といった効果を狙っています。

私は、DX格付けによるメリットとして、「DX推進のリーダーが見えるようになること」、「遅れを取っている企業が模倣しやすくなること」が挙げられると考えます。一方、「DX推進企業と遅れを取る企業の二極化が益々広がる」という懸念点も思い浮かびます。

これらについて、個別にご説明したいと思います。

 

1.DX推進のリーダーが見えるようになる

DX市場動向をリサーチしていて常に感じるのは、企業広告と注目すべき事例の見分けがつきにくいということです。企業やベンダーのPR目的で、ピンポイントの小さい事例を大きく書くことはよくあるようです。実際、私はよく広告目的の事例に騙されています(笑)

DX labアサイン当初は、デジタイゼーションレベルの話をDXとして書かれたコラムを読み、DXの定義が分からなくなり混乱することもありました。

その点、第三者である政府と有識者が客観的に評価した事例であれば信憑性が高いですね。DX推進の先駆者として真に注目すべき企業がわかりやすくなると、リサーチャーとしても非常に助かります!

 

2.遅れを取っている企業が模倣しやすくなる

リサーチしてもDXの事例が全然出てこない・・・という経験はありませんか?電通デジタルの「日本における企業のデジタルトランスフォーメーション&デジタルマーケティング 2018年度調査」によると、日本企業の63%がDX推進中の一方で、取組みが完了した企業は9%に留まっているそうです。

また、推進段階の企業も「ビッグデータを活用して分析しています」「プラットフォームを導入しました」というような発信にとどまり、DXの中でどのように活用しているのか、中々具体的な話まで明かしている企業は少ないように感じます。

情報を入手しにくい中、DX格付により具体的なプロセス・成果が明らかになれば、遅れを取っている企業も模倣しやすいのではないかと感じます。詳細はこれから詰めるそうなので、より具体的な情報が手に入る運用だと嬉しいですね!

 

3.DX推進企業と遅れを取る企業の二極化が広がる

9月にIDCが発行した「2019年 国内企業におけるデジタルトランスフォーメーション推進の阻害要因分析」によると、DXに取組む企業の2割で推進意欲が減退しており、DX理解や計画段階といったDX推進の初期段階で困難を感じている企業が多かったそうです。

政府は、DX格付により優良認定された企業にヒトとカネが流れていくことを期待していますが、遅れを取っている企業がどのようにDX推進のための資源を調達し、初期段階の困難を乗り越えるかは依然として大きな課題だと思います。

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今回はブログの開設が間に合わなかったためコラムに登場しましたが、追々『DX labブログ』として独立する予定です。これからも継続的に情報発信するので、またご覧いただけたら嬉しいです!

最後に、現場で活躍しているコンサルタントも、現場からの視点でDXについてのコラムを掲載していますので、是非御覧ください。

URL:https://bainc.co.jp/column/6194/

 

今後とも、ビジネス アソシエイツのDX labをよろしくおねがいします!

(執筆者:近藤明香里)