グローバルMAツール活用のルール策定
- 利用サービス:
- グローバルガバナンス
クライアントデータ
- ビジネスタイプ
- B2C
- 業種
- 製造
- 部門
- マーケティング
- 規模
- 5000名以上
※部署等は当時のものになります
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背景・課題
各国拠点ユーザがマーケティング施策を、実行していくための運用ルールの策定が必要
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サービス内容
ITガバナンスや個人情報保護の観点もふまえ、組織階層別/エリア別の運用プロセスを策定
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成果
基本ルールが策定されることで、基本/例外の切り分けが明確になった
本プロジェクトでは、グローバル1プラットフォームでMAを展開していく中、リスクを最小化しつつ、MA活用の成果を最大化するためにはどのような運用ルールが望ましいか、様々な観点で検討しました。
本社が管理する部分と各国拠点が管理する部分をいかに切り分けるかがポイントとなった事例です。
クライアントの課題
・各国拠点ユーザがローカルのマーケティング施策を、グローバル1プラットフォームのMAツール上で実行していく上では、ITガバナンスや個人情報保護の観点から、運用ルールの策定が必要
・一方で、策定した運用ルールが制約となり各国拠点のマーケティング業務の効率性が低下するのは避けたい
解決策
・本社で管理する部分と拠点が独自に管理する部分を、ITガバナンスや個人情報保護の観点で切り分け
・実務面でも機能するように組織階層別/エリア別の運用プロセスを策定
具体的な施策
MAツールを利用した運用業務を洗い出した上で、ITガバナンスや個人情報保護の観点に立ちつつ、本社管理対象を最低限にとどめるよう、それぞれの業務について本社管理/各国拠点管理の分類を行いました。
具体的には、拠点が各業務を管理・実行するとした場合に、
・各拠点のツール上での運用業務の結果が、他拠点に影響する可能性があるか
・各拠点がMAツール内に取り込む個人情報が、他拠点も参照できる状態になる可能性があるか
という観点で、可能性がある場合のみ本社管理対象とする形で分類していきました。
結果
ITガバナンス、個人情報保護の担保と、各国拠点での効率よいマーケティング業務との両立を実現
担当コンサルタントによる振り返り
プラットフォームを提供する本社として必要最低限の部分を担保しながら、それぞれの市場の顧客を理解する各国拠点がMAツールを最大限に活用してマーケティング施策を実行できるルールを策定、グローバルでMAツールを活用し成果につなげていくための環境を整えました。
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