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自力でコンテンツマーケティングを実施したいあなたへ!~ 第三弾 「実施」フェーズを乗り切るコツとは?(前編)~

前回は、プランニングフェーズで肝となる4つのステップについてご紹介しました。

ペルソナの設定、CJMの作成、コンテンツへの落とし込み、エディトリアルカレンダーの作成、どのステップも、共通して顧客視点でコンテンツ作成を進めることが重要とお伝えしました。

 

今回はいよいよ「実施」フェーズのお話です。

実施フェーズは、大きく、アウトライン(構成)作成、ライティング、編集、デザイン、ウェブサイト掲載/メール配信の設定に分かれます。

 

方針は決まったし、あとは担当者がエディトリアルカレンダーに沿って進めてくれればコンテンツ作成完了!と、いきたいところです。

しかし、ライティング担当者がどういったスタイルで書いてくださるのか既に分かっているならまだしも、担当者が部署別に複数名おり、ライティングスキルもバラバラとあれば、ご自由にお書きください。とお渡しすることは避けた方がよさそうです。

ご想像に難くないと思いますが、コンテンツごとに、内容の伝わり易さ、読み手を楽しませる工夫度合、情報の詳細さ加減など、落差が激しいと、読み手は引き続きコンテンツを読みたいというモチベーションを保ち難くなります。一定のレベルを担保し、安定してコンテンツを楽しんでいただくためにも、ライティング担当者へ丸投げするのではなく、一緒に認識合わせをしながら進めることが大切です。

 

 

アウトラインで手を抜くと、修正時に倍以上時間がかかります!

どういうペルソナに、どういうタイミングで(ペルソナの気持ちがどういう状態か)、何を狙いとした、どういう内容のコンテンツを書く必要があるのか、をライティング担当者へお伝えすることはもちろん。狙いやコンテンツのテーマによっては、伝えたい内容を伝えるために最適となるアウトラインはどういう形か、一緒に考えることも必要です。伝えたい内容が難しければ難しいほど、何にフォーカスして、どのような順番で伝えるのか、アウトライン作成段階からの検討が重要となります。

アウトラインの認識がずれていると、後で大幅な修正へ繋がることが多いです。スムーズにタスクを進めるためにも、ライティング担当者とのアウトラインのすり合わせ行いましょう。

 

 

誰が読むのか?ペルソナを意識したライティングが必要です

アウトラインのすり合わせが終わると、ライティングです。

どのような文体、カジュアル度合、興味・共感の得方、説明の詳細度合で書いたらよいのか?

これらは、前回お話しました「ペルソナ」を軸に決めます。

ペルソナが若い世代であれば、フレンドリーな書き方、女性であれば、女性から共感を得られそうな内容を盛り込むなど、様々な工夫が考えられると思います。それらひとつひとつをライティング担当者へお伝えすることも大切ですが、サンプルとして作成したコンテンツを数本お渡しした方がイメージを助けやすいかもしれません。

その他、ライティングにおいて、是非工夫いただきたい事項をお伝えしたいと思います。

 

〔タイトル〕

・どんなベネフィットを提供するコンテンツか、ひと言で表現すると、目を引きやすいです。

〔内容〕

・読み進めてもらうためには、共感を得る内容が必要です。

・読み手の「なぜ?」に答える必要があります。

・数字など具体的な表現を使うと、説得力が高まります。

・読みやすくなるよう、小見出し、強調(太字、アンダーライン)をつけ、 メリハリをつけましょう。

 

 

今回は「実施」フェーズについて、以下のポイントが重要であることをお伝えしました。

・コンテンツの質を一定レベルに保ち、安定してコンテンツを楽しんでいただくためにも、ライティング担当者へ丸投げするのではなく、一緒に認識合わせをしながら進める。

・アウトラインの認識がずれていると、後で大幅な修正へ繋がることが多いので、スムーズにタスクを進めるためにも、ライティング担当者とのアウトラインをすり合わせる。

・「ペルソナ」を軸として、ペルソナが理解しやすく、共感を得やすい内容でライティングを進める。

是非、意識して取り組んでみてください。

 

次回は、「実施」フェーズの後編として、編集時に気を付けるべき事柄、デザインの小技、ウェブサイト掲載/メール配信設定時に気を付けるべき事柄などなど、盛りだくさんでお伝えします。

(執筆者:木村 恵李)