他社の取組を見てみよう! -ゴディバジャパン-

こんにちは!DX Labの近藤です。

先日はバレンタインデーでしたね。毎年、百貨店の特設会場をすごく楽しみにしています。見た目の美しいチョコレートがずらーっと並び、試食するとどれも美味しくて、ついついお財布のひもが緩んでしまいます・・・。

ECシフトが進む昨今ですが、こういった楽しみはなくならないでほしいな~、と個人的に思います。

 

今回はバレンタイン関連で、人気チョコレートブランドのゴディバがどのような取組みをしているのか見てみようと思います!

 

ゴディバジャパンは元々マーケティングに力を入れていて、『ターゲットを狙うのではなく、ターゲットと一体化する』ことを軸に様々な戦略を打ち出していました。数年前に、「日本は、義理チョコをやめよう」という斬新な広告を打ち出したのを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなゴディバジャパンは、現在変革期に入っているようです。

象徴的な出来事として、2019年5月にCDOを設置し、デジタル戦略を本格的に開始しました。マーケティング(CRM、EC、ブランドコミュニケーションなど)及びIT部門をCDO傘下に入れ、ビジネスに使えるデータを一か所に集約することで、予測に基づいたパーソナルマーケティングを進めるようです。また、データのトラッキングにより、プレゼントされた方へのアプローチなど、新しい可能性を考えているようです。

 

DXに舵を切った経緯としては、活路を見出す意味合いが強いようですね。

元々エンゲージメントが高い企業なので、更に上を目指すには新しい事を取り入れるべきだという判断に至ったのでしょう。

 

また、今後はマーケティング予算の70%をデジタル広告に割くことで、従来よりも若い世代を狙ったり、1年中売れるブランドを目指すためにマーケットインの商品開発に取り組んだりするそうです。

 

ゴディバは販路の広さ・認知度の高さ・商品力全てを兼ね備えているので、デジタル化を進めることで、顧客とより強固な関係性を築けそうですね。

今後の取組が楽しみです!

 

それでは、今回はこの辺で・・・

次回もよろしくお願いします!(^^)!

記事を書いた人

近藤 明香里