実感していること

こんにちは。ビジネス アソシエイツの横山です。
気がつけばもう8月。去年に引き続き、今年もマーケティングオートメーションの市場の拡大・浸透を身にしみて感じています。
いや、正確にいうと少し違いますね。これは単にツール導入企業が増えたということではなくて、期首に当ブログで書いた「マーケティングイノベーション」というスコープでの実感です。
昨年の秋ごろ、「マーケティングの業務・組織・能力が変わるので、それをサポートしていこう」と社内でも言い、MA導入・活用を推進するチームを、MAではなくMI(Innovation)チームと命名したのですが、そのときは一部からは「はぁ?」という声もきかれ、「なぜ伝わらぬ・・・」と少し頭を抱えた記憶があります。
それくらいツール話先行のマーケットだったのですが、昨今、各社さんがプロジェクトを進めていくにつれ、お客さん自身の使う言葉や悩み事に変化が出てきました。これは現場でひしひしと感じています。
思い返してみてください。
去年の今頃、「カスタマージャーニー作らないと~」とか、「コンテンツをつくる意識やしくみがない!」といった話がそんなに頻繁に出てきたでしょうか?
最近は、むしろそういう話ばかりを耳にするようになりました。それも、営業、マーケティング、Web関連部門どこでも比較的同じ言葉が出てきます。これはこの1年での大きな変化だと思います。
こうやって会社は、業務プロセスは、進化をしていくのだなあ、と、バズワードに振り回されるのとは異なるものを日々感じています。
マーケティングオートメーションは本物です。たぶん、何か大きな問題が出ない限り、あって当たり前のような存在になっていくことでしょう。
「MAでどんなことが出来るか知ってもらう」から、少しステージが変わってきつつあります。我々も、その次にある、「使いこなすための条件を整備していく」というところに拡げていきながら、多くのお客さんのお役に立ちたいと強く感じています。

記事を書いた人

横山 彰吾