Adobe Summit2019レポート その3

Adobe Summit 2日目は、ゲストが充実した日でした。

まずはMicrosoft CEOのSatya Nadella氏とAdobe CEOとの対談。こちらは、経営者同士のビジネス変革についてのディスカッションで、マイクロソフトの幅広い視点で業種別にテクノロジがどういう変革を引き起こすか、を引き出すような内容でした。

その文脈のなかで、昨年リリースされた、Microsoft、Adobe、SAPの「Open Data Initiative(ODI)」の進捗の共有がデモを交えて行われました。ここでのキーワードは「Unlock」ですね。さんざん話をしたビジネス変革は、データがキーでその実現のためのスキームという位置づけです。

このあたりが本当に進むと、色んなデータが本当にリアルタイムで把握できるようになるので、現場の課題にも応えられるお話になります。ただ非常に“大企業向け”のお話ではありますが。

 

そして恒例の著名人ゲストは、今回は、自ら女性向けコンテンツ提供のビジネスを立ち上げた、女優のリースウェザースプーンさんと、慈善活動にも熱心なアメフトの、ドリューブリーズ選手でした。米国では俳優やスポーツ選手が本当にリスペクトされていますね。

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こうして2日目は淡々と進みました。

それにしても今回の会場は広くて、食事やセッションの移動だけで東京の地下鉄一駅くらい歩かされます。スニーカーを持ってきて正解でした。

また、関連各社が出展しているパビリオンも盛況でした。ブースでゆっくりできるような工夫がされていているなど、日本とはちょっと作りが違いますね。

 

3日目はMarketing Nationのキーノートがメインの日です。またポイントをお伝えします。

記事を書いた人

横山 彰吾