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ストーリー思考で顧客から選ばれ続けるコンテンツを作りませんか?(後編)

顧客の興味を容易に引き付けるのは、ストーリー性があるものです。

前回(ストーリー思考で顧客から選ばれ続けるコンテンツを作りませんか?(前編))に引き続き、ストーリー思考を用いたコンテンツ作成についてお話します。

顧客から選ばれ続け、容易に興味を引きつけ続けるコンテンツとはどういったものでしょうか?これらの要素を満たしているものと言えば、ドラマ、映画、マンガ、など思いあたります。そして、これらに共通する要素は、『ストーリー性があるもの』となります。ストーリー性があることにより、未知の話であろうとも、スムーズに状況を把握し、登場人物に共感することにより感情移入し、ストーリーの流れに合わせてワクワクドキドキ心を動かされ、興味を引きつけ続けられ、ストーリーの最後まで誘導されます。

ストーリーの特徴をメールマーケティングに活かすことにより、ゆうこさんの興味を引きつけ、メールを心待ちにしてもらえることも可能となるのではないでしょうか。

ここでは、ストーリーが持つ可能性と、ストーリーの組み立て方をご紹介します。

- ストーリーが持つ可能性

ストーリーが持つ特徴としては、主に3点あります。

1点目は、理解しやすいということです。難しい話でも、マンガにしてしまえば、因果関係が見えやすく、分かりやすくなるということがあります。
2点目は、記憶に残るということです。ストーリーの世界を疑似体験することで、感情を揺さぶられ、記憶に残りやすくなります。これは、人間の脳は、感情を揺さぶられたことを記憶に残しやすいという性質から言えることです。
3点目は、興味を引きつけられるということです。話の展開に興味を持たせることにより、次はどうなる?という興味を引き続けることができます。あなたも、テレビドラマで、続きを見たい気持ちに駆られたことがあるかと思います。

これら3点から言えることは、ストーリーは興味を持ち、分かりやすく理解し、記憶に留めてもらいたい場面で使うのに最適だということです。

- スピーチからストーリーの組み立て方法を学ぶ

以上の特性より、ストーリーはメッセージを伝えるために有効な手段と言えます。ビジネスの場でも、スピーチや、プレゼンテーションの中で、ストーリーに乗せてメッセージを伝えることが多いです。ストーリーの組み立て方をお伝えするため、ここでは、スピーチを題材として選んでみました。スピーチを通して、ストーリーの組み立て方を3ステップに分けてご紹介します。

1ステップ目では、目的に合ったメッセージと、全体の流れを考えます。スピーチの目的は、メッセージを効果的に伝えることで、その方法として、ストーリーが使用されます。メッセージを常に意識することにより、一貫性のあるストーリーを作成することができます。あなたがメールマーケティングを通して顧客へ伝えたいことは何でしょうか?
2ステップ目では、メッセージを伝えるために必要な要素を書き出し、全体の流れに沿った形で並べた上で、因果関係で結びます。ここで言う要素には、核となるポイントに至る理由や背景、聞き手の共感を得るための具体例、イメージを描く手助けとなる情報などあります。これら要素も、何を伝えたいのか、ポイントを考える必要があります。そして、要素間を因果関係で結んでいきます。ストーリーを通して一貫性を持ったメッセージを伝えることができているか、何度も見直すことが重要となります。
最後のステップでは、全体の仕上げとして、ブラッシュアップを繰り返します。ブラッシュアップのポイントとしては、冒頭で興味を引きつける要素を入れる。聞き手の共感を得られるよう、聞き手目線で話し、誰もが身に覚えのある内容を盛り込む。聞き手の感情に訴えるような体験談を盛り込む。話の流れに起伏を持たせる。一貫性を持たせる。などあります。

ストーリーを考えるという事が初めての場合は、不安や戸惑いも多いと思いますが、まずは、手を動かして書いてみることをお勧めします。

ストーリー思考をメールマーケティングへ適用することにより、顧客の興味を引き続けることが可能となります。

ストーリー思考を活用することにより、ゆうこさんの興味を引き続けるようなコンテンツは作れそうでしょうか。ストーリーとは、興味を持って、分かりやすく理解し、記憶に留めてもうことを可能にし、効果的にメッセージを伝える助けをします。

今から、ストーリー思考を実践し、顧客から選ばれ続けるコンテンツを作ってみませんか?

(執筆者:木村 恵李)