新たなジャーニーがスタートしました

2018年10月1日で、当社はFY19がスタートしました。

先日、会社の全体会議で、前期の振り返りと、これからこうして行こうというお話をしました。

当社のことをよく知っていただくために、ほぼ同じ話をこの場でも発信をしたいと思います。

 

前期を振り返って ~「事業転換」のなかでの気づき~

昨年度は、マーケティングオートメーションにより力を入れようということで、Marketo×BAというスキームを前面に出させていただき、最優先で取り組んで参りました。

 

1年間コツコツ続けてきて、結果的に「事業転換ができた」と思っています。

これまでの少数クライアントに入り込んで様々な課題解決をするというモデルから、規模の大小は関わらずスピーディに数多くのプロジェクトを進めるというモデルに大きく変わりました。

そのため、クライアント数、業種数が飛躍的に増え、収益の生み出し方も変わりました。また、我々自身も知識・経験を増やせるよい機会がたくさん得られるようになったと思っています。

 

ただ、一方で必ずしも業績が飛躍的に伸びたわけではありません。あくまで、今後に向けての「飛躍の一歩」というのが実感です。

 

そんななかで徐々に我々の強みも分かってきました。やはり、これまで培ってきた、CRMや営業とのマーケティングの連携や、新たなマーケティングモデルを成功させるための戦略・組織の見直し、多少の課題があってもプロジェクトを前に進めるマネジメント力・・・、そういった元来のコンピテンスと、前期やってきたような新モデルが融合することではじめて生み出せる「価値」があることに気づきました。

 

今期の方針 ~どんな会社にしていくか? どうやってよりお客様の役に立つか?~

さて、そういった振り返りを踏まえて、今期やっていきたいことはいくつかあります。

 

まずは「BAブランドを確立する」ということです。

こういうことができる会社、というのはご一緒いただいたクライアント企業様には分かっていただけるのですが、なかなかそれがブランドとして伝わってはいません。まだまだ属している「人」に紐づいている感もあります。

これからは「ビジネス アソシエイツ」という社名のとおりの、「お客様側にいる存在」としてのパーソナリティを確立し、BAといえば、と多くの方にイメージしてもらえるだけのものにしていきたいです。

 

事業面でいうと、「昔からやっていることと、新しいことの融合」です。

冒頭に事業転換といいましたが、よく考えると何かが入れ替わったのではなく、本質は「積み重ね」であったり「融合」でした。ですので今後も当然、Marketoビジネスに今まで以上に力を入れますし、新たなコンサルティング分野にも挑戦しますし、常にお客様のために必要なことに踏み出していきますが、並行して「オリジナルのスキルといかに組み合わせるか」という視点で事業構造を組み立てます。

 

あとは人材面で「マネージャー層の育成」です。

実は当社はかつてはシニアメンバーが中心の会社でしたが、この1,2年で激変し、今や20代の若手がたくさんいる会社になりました。私自身もようやく昨年度に最年長になりました。

今後を見据えるうえではとてもよい人員構成なのですが、やはりお客様のフェースに立って仕事を動かす原動力はマネージャークラスです。そこを何としても、内からでも外からでも強化をして、これまで以上に「数々の現場で戦える会社」にしていきたいです。

 

こういった方針を念頭において、社内のしくみも何か所も変えていきます。

たとえば、お客様の評価をどんどん社内に取り入れたり、個人の業績評価のサイクルを短くしたり、事業収益の管理強化や、マーケティング活動のPDCAなど、、色々なことに取組みます。

それらをしっかりやり切れば、きっと目指している形に近づいていけると信じています。

 

ちなみに、私はトライアスロンというスポーツをするのですが、2時間半とか3時間かかるレースでも、1分を捻出してタイムを上げるのはすごく大変です。

最後にダッシュでどうこうなるものではなく、レース中全て集中して、途中のペース配分や給水や着替えなど、一瞬一瞬の積み重ねで完璧を目指して、そこからミスを差し引いた結果がタイムです。だから目先のひとつひとつをこなしていくことが大事なのです。

会社も同じで、期が始まると長いレースがスタートしたようなものです。むしろジャーニーという感じです。ひとつひとつの達成の積み重ねで、最後の1分を確実に生み出せるように集中して臨みたいと思っています。

 

最後に、設立から10年を超えて、あらためて自分なりに「どういう会社にしたいのか」を考えてみました。その結果がこちらです。

1.発展的、永続的な会社

2.常に新しいことをする会社

3.お客さんを成功させる会社

4.チャンスがある会社

5.皆が汗を流す会社

この5つに収れんされました。多少時代に逆行するかもしれませんが、知的ハードワークなくして成長はないのではないかと思います。

そういう、グレードや役職に関係なく皆が頭を使い、手を動かすカルチャーを保ちながら、高い意欲と能力のある人にはきちんと場を提供できる、社内外からみていかに魅力的な存在にしていけるかが私のチャレンジだと思っています。

 

FY19もおそらくあっという間。一生懸命駆け抜けますので、皆さま、これからもビジネス アソシエイツをどうぞよろしくお願いいたします。

 

株式会社ビジネス アソシエイツ

代表取締役 横山彰吾

 

※写真は11/5よりオープンする新オフィスです(新築です!)。

記事を書いた人

横山 彰吾