国内グループ会社への同一CRM基盤導入と個社業務への最適化
- 利用サービス:
 - CRM導入・活用
 
クライアントデータ
- ビジネスタイプ
 - B2B
 
- 業種
 - 製造
 
- 部門
 - 営業
 
- 規模
 - 100〜500名
 
※部署等は当時のものになります
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背景・課題
本社IT部門として関連グループ会社に同一CRM基盤を導入したい。ただし個社業務に応じた最適化を行いたい
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サービス内容
本社にて導入されたものをプロトタイプとして活用し、要件を明確化
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成果
プロトタイプ利用により早期の初期導入実現・個社仕様を、モジュールとして他グループ会社にも横展開
 
複数の国内グループ会社でのCRM導入ニーズがあり、本社IT部門として国内グループ会社に同一CRM基盤を導入する方針が立てられました。
しかし、それら国内グループ会社の顧客や業務は大きく異なるため、単純な横展開では上手くいきません。
先行して導入した会社のCRMをプロトタイプとして要件定義に活用することで、効率のよい横展開を実現した事例です。
クライアントの課題
本社IT部門として、関連グループ会社に同一CRM基盤を導入したい
同一CRM基盤を用いるが、各グループ会社での業務に応じた最適化を行いたい
解決策
先行導入企業におけるCRM基盤をプロトタイプとしてユーザ検証により要件を明確化
グループ会社側の個別要望に対して、業務上の優先度を明確化した本社側への調整実施
本社・グループ会社それぞれと、橋渡しとしてのコンスタントなコミュニケーションの実施
具体的な施策
すでに先行導入されたものをプロトタイプとして活用、イメージのズレを最小限にとどめながら要件を明確にしていきました。
また、グループ会社へのITガバナンスを効かせたい本社IT部門と、自社業務に最適なCRMを導入したいグループ会社業務部門とで意見が一致しないケースも少なくない中、間に入ってそれぞれとコミュニケーションを取りながら、落とし所を見つけていきました。
結果
プロトタイプの検証型アプローチにより、初期導入の半分の期間での導入実現(経験済み課題を早期解決)
各グループ会社での個別仕様を、モジュールとして他グループ会社にも横展開。(利用イメージが明確なことにより、判断・検討期間が短縮)
担当コンサルタントによる振り返り
2社目への導入は、1社目と顧客や業務プロセスも異なるので、同じくらいの期間を要すると考えられていましたが、周囲の予想に反して、期間を大幅に短縮して導入にこぎつけました。
また、これまで様子見だったグループ会社も、他グループ会社の導入事例をきっかけに、導入に前向きになっていただけ、スムーズな横展開につながりました。
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