アジア・デジタルトランスフォーメーションに期待すること

みなさん、こんにちは!DX Labの近藤です。

最初に、皆さんにお伝えしたいことがあります!
5末~6月にかけて、当ブログにDXコンサルタントが登場します!(^^)!
今回の企画では、『実務でのDX』を語ってもらいます!
皆さんにとって、より親近感の湧くお題になると思うので、是非ご覧いただけると嬉しいです♪

 

さて、今回のお題はアジア・デジタルトランスフォーメーションです。
これは経産省とジェトロが推進しているプロジェクトで、目的は日本・アジア企業間の共創により新しいビジネスモデルを創出することです。経産省やジェトロはマッチングの場となるプラットフォームを構築し、また組成されたプロジェクトのフォローアップにも取組みます。5月1日付のジェトロの発表によると、まずはシンガポールとの提携、その後ASEAN諸国へ展開するようです。

 

この取組みにより、テクノロジーやビジネスモデル面のメリットは勿論のこと、組織面にもいい風が吹くきっかけになるのではないかと思っています。

常々感じていたことですが、DXを自社完結させることは非常に難しい事だと思います。
テクノロジーや人材確保の面でもそうですし、十分な資金力を持つ大規模の企業ほど、社内文化に阻まれスピード感が出せないこともあります。
そういった中で、アジアの新興企業との共創によってカルチャー部分にも変革が起こり、真の意味でDXの状態が生まれるのではないかと期待しています。

 

また、デジタル化に伴う組織変革を進めている企業は、デジタル組織の核となる部門を出島化している事例が多いです。これは、リーダーが現場に近いところで意思決定でき、また余計なしがらみを排除する事にもつながるからです。
ベンチャー企業との共創が社内組織の出島のような役割を果たし、意思決定に良い影響を与えるのではないかと期待しています。

 

これから第一弾の取組が始まる段階なので、今後に期待…という感じではありますが、動向に注目していきたいです!(^^)!

それでは、次回もよろしくお願いします♪

記事を書いた人

近藤 明香里